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シンドラーのリスト 感想

「ホロコーストって何だ?」

海外の歴史に疎い自分は知らなかった
ホロコースト。ナチス・ドイツによる
ユダヤ人大虐殺の事で、最近ブログ
友達になったMKさんが海外旅行で
強制収容所に行った記事を書いてて、
その悲惨さに愕然としました…。

しかし、その一方で己の無知さにも
ショックを受けたのでホロコーストを
題材にした映画をポチってみました。

20181010_214632

スピルバーグ監督作、ホロコーストの
真実を描いたシンドラーのリスト
Blu-rayの映画って高いと思ってたけど
Amazonで1,500円でした!映画館で
映画1本観るのと大差ない。安い!


~物語~

1939年──。

ドイツ人実業家オスカーシンドラーが
ポーランドの古都クラクフにやってくる。

野心家でナチス党員の彼は、
ドイツ軍の上層部に取り入り、
たちまち軍需工場で成功を収める。

彼が雇っていたのは、賃金の安い
ユダヤ人労働者だった。やがて、
ユダヤ人への迫害がエスカレートし、
彼らが強制収容所で恐ろしい残虐
行為の犠牲になっていくのを目の
あたりにしたシンドラーは、ユダヤ人を
助けようと、あるリストを作り始める…。

(公式より抜粋)

内容もホロコーストを描いたものだし、
目を覆いたくなる場面も多く出てくる。
かつ195分(3時間15分)と大長編の映画。

だけど白黒のモノクロ画面が今観ると
新鮮で、出てくる役者も格好良くて
最後まで飽きずに魅入ってしまった。

救いのある終わり方で感動したけど、
何だか気が重く気分が晴れないのは
あまりにも史実が惨たらしいからか…

印象的だったシーンがナチス将校が
ユダヤ人のメイドに惹かれるけど、
自分がユダヤ人に惹かれるなんて
おかしいという発想に落ち着く事。

自分の気持ちに気づかず…というか
ユダヤ人に恋をするって事自体が
おかしく「お前は魔女だ」と。
当時のナチスの思想への恐怖を
感じつつもせつない場面だった。

正直、人に気軽にオススメできる
映画ではないけど観て良かったし、
自分のようにホロコースト自体を
知らないって人は観て欲しいね。

余談だけど映画のジャケットがすごく
好き。最初観た時は何のこっちゃ
だったけど、見終わった後に
「あ…」と思った。最初は野心家な
シンドラーが嫌いだったのになあ。

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