最近読んだマンガなど ★日常 雑記 2014年04月24日 ・聲の形 (少年マガジンコミックス) 既刊3巻鬱マンガ。読んでて辛くなるようなシーンあり。退屈をとにかく嫌う少年と障害があり耳が聴こえない女の子のお話。女の子が転校してきてからの描写が…。要は"いじめ"が起こる訳なんだけど、そのシーンが手加減がなくて見てて目を背けたくなるレベル。そのいじめが元で起こる少年の周りの環境の変化も含めて「救いがないマンガ」だなと。はだしのゲンもそうだけど内容が過激だからと読ませない方向に持っていくばかりではなく、逆に読ませることでいじめが少しはなくなる、言い過ぎかな。少なくとも少しはいじめのことを考えるんじゃないかなと思います。個人的にいじめをされたこともしたこともないけど、いやあるか…中学の頃に挨拶代わりに肩にパンチするのが流行って。肩パンってやつそれを自分もしてたんだけど、ある日先生に呼び出されて「○○と○○がお前にいじめられてる」と訴えてきたと。薄暗い技術準備室で「いじめをする人間なんて最低だ!」と怒髪冠を衝く勢いで叱られてわーわー泣いたっけ。それで、泣きながら先生に連れられて二人の所に行って謝ったんだけど、謝る自分を見てニヤニヤしてるんですよね。(先生には見えないように)そのとき「あ、いじめられてたのは自分だったんだな…」と気づいたけど。閑話休題。そのすごく怒られた先生がこのマンガに出てくる先生に似ててトラウマスイッチ入るw そんな感じで読んでて心がざわつくけど、いじめがキッカケで壊れてしまった関係がどうなっていくのか今後が楽しみな一冊です。 ・クーロンフィーユ (少年マガジンコミックス) 全3巻~自主出版生まれついての乾燥ワカメ髪のせいで気味悪がられる男の子と、生まれつき人と触れ合うことができない少女のお話。どちらもホントはもっと人と仲良くなりたい、触れ合いたいという気持ちを持っているのに、上手くいかない葛藤など大なり小なり感情移入してしまいます。よしづきくみちさんの絵はかわいいし、お話的に泣ける展開があって好き!(君と僕のアシアトは素晴らしいマンガだと思う)しかし、これより先の出版は同人という形になったのがビックリ…キャラクターたちもこなれてきてこれから!って時だったので。同人だといろいろと自由に出来そうでエグい展開も出てきたりするのかしら?こちらは同人になって新しく商業誌で連載も始まるみたいなのでそちらも楽しみ。 ・くるねこ (エンターブレイン) 既刊12巻頂き物。作者と一緒に同居するネコたちとの日常を描いたマンガ。出てくるネコが愛くるしくて癒される。動物を描くのってすごく難しいと思うんだけど、この人が描くネコは丁寧に描いてるように見えないのに上手い。もふもふでネコと一緒に生活したくなってしまう。また何匹も飼われているのでネコ知識も豊富。自分もネコ飼ってたことがあるけど、そうだったんだと目から鱗が落ちちゃうマメ情報もあってネコに興味ある人におススメしたい一冊。前にも書いたけどブログが原作なので気になる人はリンク先どうぞ~くるねこ大和さんhttp://blog.goo.ne.jp/kuru0214 PR