コープスパーティーBD 感想 ★ゲーム アドベンチャー 2016年09月13日 正直、舐めてた…今回は妙にかわいらしいデフォルメされた3Dのキャラクターを移動させるようになり怖くないと。ところが今回、よりアクション性が強いものに変わっていて、ガラス片を踏んだらHPが減るなどのワナが追加されました。それと霊に追いかけられて空いたロッカーに隠れてやり過ごすなどなど。霊に追われるのは初代コープスでもあったけど、今回のは一部分だけじゃなく、終始システムとして出てくる形。初代コープスで追われるの怖い!と思っていたので、まさかこう来るとは…。 でも惜しい。「待って待って」と追われて怖いけどこれがまたしつこい。ロッカーに隠れないとマップが変わっても着いてくる始末でして…。捕まると攻撃されるし、逃げるのも暗闇の中、しかも床にはワナも待っていると嫌らしい。霊の移動も速すぎるから、もう少しゆっくりにして障害物に隠れると見失うとかで良かった気もする。そして、一番の難点はとにかくロードが長い。回数も多く、マップが切り替わるたびにロードだし、特に困るのがメニューを開くだけでもロード…。アクション性が高まりHPの確認も必要なのにメニューでHP見ようとするとロード。間違って△ボタン押してメニュー開いちゃってもロード。PSP初期のタイトルのようでVitaのタイトルとは思えない。ロードが早いシリーズでもなかったけど、今回のが一番気になるので、何とかして欲しかったな。探索が3Dになって面白くなったのにロードの長さに辟易して苦痛でした。発売して大分経ってアプデも何度かされてコレなので、ロードの改善は期待薄かな。正直、人にオススメしかねるロード時間…コープスシリーズは1つやれば最後まで見たくなるシリーズだっただけに、完結作でこの快適さはダメ。「記憶に残るもとい残せストーリー」お話としては自分のおかした事に対しての罪悪感を持っているあゆみが、涅槃という恐怖に立ち向かう姿が勇ましく、EDも着地点に上手く収めてある。特に終盤の涅槃を取り込もうとする姿はそこまで一人で背負い込まなくていいのに…と思いつつも、良樹の選択は男らしさがたまりませんでした。あゆみの成長ばかりに目が行きがちだけど、最初の頃を思えば天神小に行くのを恐れ戦いていた良樹もちゃんと成長していたんだよね~。カッコイイわ。快適性が低くストレスが溜まったけれど、これでもう天神小のお話も本当に終わりなのかと思うと寂しいな。ホラーADVとして一石を投じたと思うので、如月のメンバーとは別の子たちで新しい作品が出て欲しいね。コープスの良さって如月のメンバーは勿論だけど、他の学園のキャラクターたちも魅力的だってこと。ここまで好きなキャラが多いADVも珍しいわ~。新キャラは亜衣子が好きでした。では、また別の次元でお会いしましょう! PR