流行り神2 感想 ★ゲーム アドベンチャー 2015年08月12日 流行り神1に続いて2もクリアしたので感想をば。(以下、ネタバレ成分は薄めですが気にする方は引き返した方がいいと思います) 自分が感じたように1のボリューム不足を嘆く声があったのか2はシナリオが長くなりました!1の倍のボリュームと云ってもいいぐらい。ボリュームが増えたことにより推理も難しくなった。流行り神はお話の中で「キーワード」を入手して、人物相関図に埋めていくシステムで、1の時には感じなかった必要なキーワードが見つからない!ってことが2は間々ありましたヨ。なので、2は推理ADVを期待しても楽しめるかと思う。怖さもクーラーいらずになるぞぞぞっとくる怖さでとくに2は自分から怖い選択肢も選べるので1より怖くなっておりました。例えば心霊スポットに行き誰もいないはずなのに自分の後ろから音がする。→ 音が気になるので振り向く こんな感じ。何で逃げるの選択肢がないのか…!(笑)ゲームの既読率やクリア時のランクによってご褒美要素が解禁されるようになったのも地味に嬉しい。今回ED曲に霜月はるかさんを使ってて無駄に豪華!この新要素のおかげでいつでもしもつきんの歌声が聴けちゃいます。前作に続いて都市伝説などのオカルトチックな話をまとめた「データベース」も健在です。怖いものもあるので期待して良い。朝シャン電子レンジとかマジか!?ってのもあるけどね。朝シャンしてドライヤーで乾かす時間がなかったので電子レンジに頭を入れて乾かすと…。し、真相は流行り神2で!◇キャラデザ担当がのろわれた!?◇良い所ばかりもなんなので目についた悪い所も。キャラ絵が変わったのは違和感。同じ人が描いてるのか?と疑問符が浮かぶほど変わってる。小暮さんとか誰かと思ったし、1で好きになったキャラ達がほぼほぼ改悪されてるのはダメすぎ。登場キャラの一人。間宮ゆうか。オカルトジャーナリストな女子大生で流行り神の登場人物の中でも人気そうなキャラです。この顔を覚えて欲しい。これが2の間宮ゆうかおばちゃん2は1の時から1年が経ってる設定だけど1年で人の顔はこうも変わってしまうのか。実は1年じゃなくて10年経ってるんじゃ…(恐怖)他に悪い点としては推理の答え合わせの際のテンポが改悪されてかなり遅くなりました。早くも出来ないのでわずらわしい。セーブも前作の3手間かかる仕様が改善されスムーズになったけど、セーブ画面に入る前のロードが長い!と、あちらを立てればこちらが立たずな何とももどかしい仕上がりに…。またゲームオーバー時の画面がスキップできず無駄にGAMEOVERの文字を見させられるのも×。全体的にシステム周りは前作より悪くなった。~クリアしたお話~第零話 「黒闇天(こくあんてん)」黒闇天とは災いを人に与える女神。今まで浮いた話のなかった主人公の初恋の人と出会うストーリー。2で一番泣けた第壱話 「予知夢」ストーカーに悩む女性の話。全て行動が見られてるとしたら?見た夢さえもストーカーが知っていたらどうですか第二話 「心霊写真」心霊?が写り込んだ写真に写ってる人間たちが次々と亡くなってしまう。心霊写真は実在するのか?しないのか?最終話 「流行り神」いろいろと本作品の謎が解けていくお話。人見さんや霧崎先生の過去も語られる。オカルトとグロさの両方の怖さ…人見編 「よみがえり」最終話の人見視点かごめ編 「座敷わらし」性格のキツい新キャラ賀茂泉かごめの過去の話。怖いというよりも切ない。黒闇天の次に泣けた…どうしてこんな性格になったかも分かる正直、ホラーゲーとして期待して買ったのに読み物としても面白い良作でした。本編も謎が謎を呼ぶ展開でシリーズ最終作らしい3が楽しみ。自分がオカルト苦手で否定派なので必然とオカルトなんてない!って切り口から捜査して行くのですが、今回はまるで犯人が分からず本当に祟りなんでは?とオカルトを信じてしまいそうになるのがすごかった。この夏オススメ。 PR