アニメは最高。ゲームの方は? ★ゲーム アドベンチャー 2015年07月31日 PSプラスでフリープレイになってるVitaのエビコレ+アマガミをクリアしたので感想をば。(8/4までフリープレイ)以下、ネタバレ成分は薄めだけどネタバレを気にする方は見ない方向で。 まず特筆すべきなのは快適さ。スキップの速さはもちろん、未読の文も飛ばせちゃう。また一度見たイベントはメニューのシーン再生で再度見ることができちゃうステキな仕様です。それにオマケ要素も充実しててVita版からは登場キャラと麻雀が打てる「まーじゃん」、CDのジャケ絵や予約特典で描かれた特製のイラストも見れる「ギャラリー」と、至れり尽くせり。ちなみに前作に当たるキミキスのイラストも網羅されてたりする太っ腹ぶり。それにゲーム内で一度見たスチルを見れるモードも別と用意されてる。フリープレイで遊んじゃってごめんなさいなシステムの充実っぷりでございます。◇独自の会話システム◇ちょっと取っつきにくそうなこの画面。ボードゲームのような要素もあって、自分が選んだパネルに応じて特定のパネルが開いて新たなイベントが見れるようになる感じ。その起こるイベントがとても良い!学校でのことがほとんどで、無理してない等身大の学生生活の中での恋を描いているな~と。(ギャルゲーで突飛な展開についていけない事があるので自分はとても好感触でした)会話イベント。これまたパッと見だと取っつきにくい。女の子がしたい会話を考えて"話題"を選んで、会話がはずむと仲良くなれると妙にリアルなシステム。ちょっと読みの要素も入ってて、最初の方はヒントとしてふきだしのマークの枠に色が付いててそれで〇〇の話題をしたいのかと連想することが可能で…例えば上の画面だと右上のふきだしの枠の色がオレンジで同じ色の「食べ物」の話題をしたいというのが分かります。女の子のテンションがHi Mid Lowの3段階に分かれてて、上手く会話をすることで最高のHiの状態に持っていき、プレイヤーも思い切って「アタック」すると云った感じ。ちなみに女の子のしたくない会話をチョイスして話に華が咲かないと、テンションダウンして盛り上がらず仲良くなれませぬ。妙にリアル。アマガミの良さはいつもゆた。が思うギャルゲーの「この主人公モテすぎ!」感がほぼなく、各イベントやお互いの会話の中で仲良くなっていくので理不尽さが薄い。イイ!とグッとくるイベントが多いし、自分は今までいくつかギャルゲーを遊んできたけど初めてキュンキュンする感覚を味わいましたヨ。かぁ、甘酢っぺぇ!それといくつかエンディングを見てから気づいたけど疎遠状態になると付き合うルートと状況も変わるのが見てて面白い。恋人同士にならなかったらどんな道に進んでたのか?キャラによっては意外な道に進むキャラもいたりしてこれまた面白いです。~キャラ総評~・絢辻 詞 絢辻さんは裏表のない素敵な人です。・桜井 梨穂子 今でいうマシュマロ女子な幼馴染み。お互いの距離が近すぎて相手の大切さに気がつかない中、次第にお互いの大切さに気づいていく展開が素晴らしい。グッド!抜けていそうなのに頼りになる瞬間に惚れます。スキBESTルートのクリスマスの話は必見。梨穂子はいい子だなあ!!!・棚町 薫 友達のために本気で男に怒る薫のやさしさが好き。ラブレター回し読みして笑いものにする男子とかカスだけど、なかなか出来ないことだと思う。とあるキャラのスキBESTルートで見せたいじめから助ける姿も男前で格好良かったです。男前な悪友から異性になっていく様ったらもう!・中多 紗江 キャラ人気の低い下級生ポジションの中多さん。人見知りして奥手な感じがダメなのでしょうか?臆病だけど勇気をふり絞って行動する所が自分は好感が持てて好きでしたヨ。・七咲 逢 キャラ人気の高い下級生ポジションの方。エロい下級生とか響きからしてあかん。シチュエーションの良さはアマガミNO.1のイベントを誇ると私は思います。ただ性格的に自分はあまり好きになれず・森島 はるか天然な小悪魔先輩。年上のはずなのに年下のように見える瞬間にクラクラしちゃいました。一つ気になるのがエピローグでの髪型は選択肢で変化するのか。総評するとアマガミにハズレキャラはいない!これって何気にすごいわ。よくこんな良いキャラ集めたし、シチュエーションもそれぞれのヒロインの性格に分かれてるのに素晴らしいデキだし。傑作恋愛ADVでした。若い人もそうでない人も触って欲しい。不満点はメインヒロイン以外から漏れたサブキャラ達の多さか。香苗さんがヒロインじゃないなんて!ないなんてー!システムにキャラクター、それにシナリオの良さ!ベタ褒め気味なアマガミだけど、唯一の難点は後発のアニメのデキがバツグンに良かったことか。アニメ観て満足しちゃったって人も多いと思う…。だけど、ゲームの方のデキも素晴らしいのでぜひぜひ。 PR