箱根旧街道を登る ★外出 その他地域 2015年03月23日 坂好き自転車乗りの間でもキツいと噂の箱根旧街道へ行ってきました。 道は何度も走ってるR1を真っすぐ行くルートで、天気の良さからかロードに乗ってる方々が多かったですね~。途中、弱虫ペダルの聖地だー!と喜ぶスポットも通ったりしました。ここは主人公の小野田君が落車した場所で小田原の市民会館前の交差点。ちなみに途中で迷子になりかけたので言っておくと、箱根旧街道へはR1をひたすら真っすぐ進み上の「三枚橋」のT字路を左折することで行けます。畑宿の文字が見えたら左へ。真っすぐ行くと三島なんですね。三島駅の駅弁が美味しいみたいで気になります。~いざ旧街道へ~さて、本題の旧街道ですがここまで来るのに湘南から2時間半ぐらい。前は小田原に来るぐらいなら楽だと感じたのにキツく感じました。(自転車力が下がってるなと実感…)・大天狗山神社の前の激坂・キツイと噂の七曲り・ゴールは甘酒茶屋登る際の気になることは上の三点。一応大観山を登ったときに一度下ったことはあるので、序盤の難関ポイント大天狗山神社前の坂までは余裕かなと。そんな余裕は幻だった…(笑)序盤から箱根へようこそな坂が歓迎です。箱根旧街道の名物七曲りは後半なのでこれはヤバい…。天聖院。上ってるとキレイなお寺が。行く前は上りは一度も足をつかずに上り、写真は帰りにと考えてたけど登り始めて無理と悟りましたよ…なので、坂は足をつかずに頑張って上り平地では写真撮影OKな自分ルールを決めました。が!ここ大天狗山神社前で自分ルールを破ってしまうことに。キツイのは知ってたので思いっきりスピードをつけて上り出すも途中で失速して足つき。足つきは天狗じゃ!天狗のしわざじゃ!「何て坂だ」と思いつつも再度上ろうとしたけどペダルが回らない。一度止まったら上れない坂なんて世の中にはあるんだね…。初めての体験でした。~そして七曲りへ~ヘロヘロになりながらもなんとかこの看板を見ることができました。写真撮影をのぞく足つきは大天狗山神社前のみ!だけど、疲れがこんにちはしてたのとお腹が空いたので七曲りの手前でお昼を食べました。持参したおにぎり2つ。ヒルクライムで食べてる間も下ってくるローディは見るけど上ってくる人は全く見ないのが毎回不思議に思います。よっしゃ!エネルギーも補給していざ七曲り!ギアを最初から一番軽くしてレッツゴーです!これが意外と登れました。というかクロス乗ってきて9ヶ月、初めてギアを一番軽くして登ったかも?よく考えれば大観山登った時はギアが不良で一番軽くとかならなかったのでした。~天国へようこそ~そしてなんとか甘酒茶屋に到着!(時間は1時間40分ぐらいかな)いやはや七曲りは行けたけど、登り切ってからここまでも少し距離があって、七曲りで体力を使い果たしてたのでヘロヘロ…。途中ロード乗りのお兄さんに「すごいね!クロスでこんな所まで」「しかもフラットだし」と言われたけど疲れて何も言えませんでしたwフラットって何だったんだろう?フラットバー?フラットペダル?ドロハンの楽さは知ってるけど、ペダルもフラットじゃなくSPDの方がそんなに楽なのかなぁ…。何はともあれ無事に甘酒茶屋に来れて良かった!外観は昔ながらの萱葺きの屋根で風情があって良いですね~。萱葺きの屋根って自分も小学校の時に授業で作ったのですが、維持するのが大変なんですよね。虫がつかないようにしないとなりませんし。登り切った記念と休憩に甘酒茶屋へと。写真でも見えるけど店内明かりを絞ってて薄暗くて入るのが少し怖かったwでも、入ってみると歴史を感じる渋い作りで◎。和の作りに落ち着いて自分が日本人なんだな~と再認識しました。座敷には囲炉裏もありました。自分が座ったのも座敷でしたが、足の筋肉が悲鳴を上げてて生まれたばかりの小鹿のようにピクピクと着座しましたよ…。そして今回のお目当ての甘酒茶屋の甘酒(400円)と力餅(500円)!力餅はいそべとうぐいすがあったのでうぐいすにしたよ。これがまた絶品!お餅がついた物なのかフカフカとやわらかくて大変おいしい!うぐいすきなこも上品な甘さで◎。甘酒も今まで甘酒って美味しいものと思ったことなかったけど、ここのは甘さと温度が絶妙でした。甘酒うめ~。また、箸受けのふきの醤油漬けがより甘酒の甘みを感じることが出来て素晴らしい食べ合わせでした。車で来た人ばかりだったけど疲れた体だからこそ、より美味しく感じるのではないでしょうか。また来たくなる良いお店でした。次はノーストップで登り切りたいけどあと20kg体重を落とすか、ロードを買うかでもしないと無理そう(笑)ホント、ヒルクライム最高峰でした。通しで登る人はすごいと思う。まじで。(走行時間6時間 走行距離103km) PR