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箱根旧街道を登る

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坂好き自転車乗りの間でもキツいと
噂の箱根旧街道へ行ってきました。

道は何度も走ってるR1を真っすぐ行く
ルートで、天気の良さからかロードに
乗ってる方々が多かったですね~。

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途中、弱虫ペダルの聖地だー!と喜ぶ
スポットも通ったりしました。ここは
主人公の小野田君が落車した場所で
小田原の市民会館前の交差点。

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ちなみに途中で迷子になりかけたので
言っておくと、箱根旧街道へはR1を
ひたすら真っすぐ進み上の「三枚橋」の
T字路を左折することで行けます。

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畑宿の文字が見えたら左へ。真っすぐ
行くと三島なんですね。三島駅の
駅弁が美味しいみたいで気になります。

~いざ旧街道へ~
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さて、本題の旧街道ですがここまで
来るのに湘南から2時間半ぐらい。
前は小田原に来るぐらいなら楽だと
感じたのにキツく感じました。
(自転車力が下がってるなと実感…)

・大天狗山神社の前の激坂
・キツイと噂の七曲り
・ゴールは甘酒茶屋

登る際の気になることは上の三点。
一応大観山を登ったときに一度下った
ことはあるので、序盤の難関ポイント
大天狗山神社前の坂までは余裕かなと。

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そんな余裕は幻だった…(笑)

序盤から箱根へようこそな坂が
歓迎です。箱根旧街道の名物
七曲りは後半なのでこれはヤバい…。

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天聖院。上ってるとキレイなお寺が。
行く前は上りは一度も足をつかずに
上り、写真は帰りにと考えてたけど
登り始めて無理と悟りましたよ…

なので、坂は足をつかずに頑張って
上り平地では写真撮影OKな自分
ルールを決めました。

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が!ここ大天狗山神社前で自分
ルールを破ってしまうことに。キツイのは
知ってたので思いっきりスピードをつけて
上り出すも途中で失速して足つき。

足つきは天狗じゃ!天狗のしわざじゃ!

「何て坂だ」と思いつつも再度上ろうと
したけどペダルが回らない。一度
止まったら上れない坂なんて世の中には
あるんだね…。初めての体験でした。

~そして七曲りへ~
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ヘロヘロになりながらもなんとかこの
看板を見ることができました。写真撮影を
のぞく足つきは大天狗山神社前のみ!

だけど、疲れがこんにちはしてたのと
お腹が空いたので七曲りの手前でお昼を
食べました。持参したおにぎり2つ。

ヒルクライムで食べてる間も下ってくる
ローディは見るけど上ってくる人は全く
見ないのが毎回不思議に思います。

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よっしゃ!エネルギーも補給して
いざ七曲り!ギアを最初から一番
軽くしてレッツゴーです!

これが意外と登れました。というか
クロス乗ってきて9ヶ月、初めてギアを
一番軽くして登ったかも?よく考えれば
大観山登った時はギアが不良で一番
軽くとかならなかったのでした。

~天国へようこそ~
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そしてなんとか甘酒茶屋に到着!
(時間は1時間40分ぐらいかな)

いやはや七曲りは行けたけど、
登り切ってからここまでも少し
距離があって、七曲りで体力を
使い果たしてたのでヘロヘロ…。

途中ロード乗りのお兄さんに
「すごいね!クロスでこんな所まで」
「しかもフラットだし」と言われたけど
疲れて何も言えませんでしたw

フラットって何だったんだろう?
フラットバー?フラットペダル?
ドロハンの楽さは知ってるけど、
ペダルもフラットじゃなくSPDの
方がそんなに楽なのかなぁ…。

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何はともあれ無事に甘酒茶屋に来れて
良かった!外観は昔ながらの萱葺きの
屋根で風情があって良いですね~。

萱葺きの屋根って自分も小学校の時に
授業で作ったのですが、維持するのが
大変なんですよね。虫がつかないように
しないとなりませんし。

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登り切った記念と休憩に甘酒茶屋へと。
写真でも見えるけど店内明かりを
絞ってて薄暗くて入るのが少し怖かったw

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でも、入ってみると歴史を感じる渋い
作りで◎。和の作りに落ち着いて自分が
日本人なんだな~と再認識しました。

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座敷には囲炉裏もありました。自分が
座ったのも座敷でしたが、足の筋肉が
悲鳴を上げてて生まれたばかりの
小鹿のようにピクピクと着座しましたよ…。

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そして今回のお目当ての甘酒茶屋の
甘酒(400円)力餅(500円)!力餅はいそべと
うぐいすがあったのでうぐいすにしたよ。

これがまた絶品!お餅がついた物なのか
フカフカとやわらかくて大変おいしい!
うぐいすきなこも上品な甘さで◎。

甘酒も今まで甘酒って美味しいものと
思ったことなかったけど、ここのは
甘さと温度が絶妙でした。甘酒うめ~。
また、箸受けのふきの醤油漬けがより
甘酒の甘みを感じることが出来て
素晴らしい食べ合わせでした。

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車で来た人ばかりだったけど疲れた体
だからこそ、より美味しく感じるのでは
ないでしょうか。

また来たくなる良いお店でした。
次はノーストップで登り切りたいけど
あと20kg体重を落とすか、ロードを
買うかでもしないと無理そう(笑)

ホント、ヒルクライム最高峰でした。
通しで登る人はすごいと思う。まじで。
(走行時間6時間 走行距離103km)

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