ふりかえるPSPの名作たち ★ゲーム アドベンチャー 2014年06月09日 ついにPSPも出荷が完了とのことで時代の移り変わりを感じる今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか。このまま埋もれて行ってしまうのも勿体ないのでせっかくだし自分オススメのPSPの名作を紹介してみたいと思います。・銃声とダイヤモンド (SCEJ)多分PSPで一番好きなタイトルでもあり、続編を今か今かと待っているタイトルでもあります。きっと相棒とか好きな人は楽しめるであろう本作の舞台は警視庁。だけど、よくある刑事物とは違い主人公の配属されたのは『警視庁交渉準備室(通称"ゼロ課")』というちょっと聞き慣れない部署。フリーの交渉人という肩書きでこのゼロ課の来た主人公を操作して日夜起こる事件の犯人と直接交渉するADVゲーム。■狂気すら感じる犯人たちを説得しなければならない怖さ言葉悪いけど犯人の中にはきちがいだろ…と思うようなのも出てきて、これがアクションゲームなら即成敗してるのに会話しなきゃならない。それだけでも怖いのにこのゲーム特有の交渉パートでは、リアルタイムで交渉がおこなわれるので、こちらが考えて無言になってたら「おい!なんか喋れよッ!!」と突然キレだしたり…かと言ってへこへこと犯人の要求を飲んでいても、逆に不審がられたりとなかなか歯ごたえがあります。時には煽って興奮させるのが正解だったり、単調になりやすいADVゲームに一石を投じるシステムだと思う <交渉パート■正解だと思ったら違ったバッドエンドの妙このゲームの面白さの一つにクリアしたシナリオ、ドヤ顔で事件解決したと思っていたシナリオが実は間違いだったとのちのち気がつくこと。最終話は今までやってきたシナリオが完全にクリアできたら遊べるシステムで自分はここに来て「自分のどこに間違いがあった!?」と悩むことに。もうね、犯人も割り出して捕まえちゃってるんですよ。平和な世の中に一歩前進したはずがそうじゃなかった。シナリオの中の真犯人も笑ってるだろうけど銃声とダイヤモンドのスタッフたちにもあざ笑われてる気分でくやしかった。「えぇー!お前が真犯人だったのか!」となるか否かはあなたの推理力と交渉力の腕次第。ぜひ、ストレートで最終話に到達出来るか試してみて欲しい。・白衣性恋愛症候群 RE:Therapy (サイバーフロント)地元由比ヶ浜舞台のADVゲーム。ゲーム内だと百合ヶ浜表記だけどwジャンルとしては珍しい女の子と女の子が恋愛するお話。THE百合ゲーである。百合も好きだし地元だしと買ってみたらこれが大正解!何が素晴らしいって百合のさじ加減が絶妙で、見てるだけでニマニマしちゃう。(百合具合としては森永みるく先生の漫画GIRL FRIENDSぐらいを想像していただけると良いかと思います) ほんのり甘酸っぱい感じ。■かわいらしいデザインとは裏腹な医療現場の問題出てくるキャラも百合具合もかわいいの一言なんだけど、それだけに留まっておらず病院を舞台として看護師という職業についても真面目にお話として取り入れられていて、看護師さんの大変さやこの仕事の辛さも描かれております。そのギャップこそこのゲームの良さだし、シナリオは現役の看護師さんが担当しているので説得力もあり、普段はお目にかかれない生と死の交錯する環境を垣間見ることができました。そんな環境を新米看護師の主人公(ドジっ子)が悩んで考えて、戦う姿もステキでした。戦う女の子はかわいい!そんなかわいい女の子たちがよもやあんなことになるなんて…なバッドエンドもありこちらもぜひとも見てもらいたい。百合好きにもADVゲーム好きにもオススメしたい。太閤立志伝Vなどもあげたいけど移植物なので今回はスルーで。他にロックマンロックマンやルミネスも最高だけど他のハードなりで出来るのでこちらもノミネート外で。ADVオンリーとか極端だけど、そこも自分らしいか… PR