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さみだれ映画三昧

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どうも、黄金町のミニシアターに行ってから
というもの映画を観るのが以前より楽しいと
感じる男、ゆた。です、こんばんは。

今までは最寄りの映画館でやってるものしか
目が行かなかったけど、ミニシアターにも
世界が広がると、この映画面白そう~って
思う場面が前よりも多くなったんだよね。

自分の中の映画アンテナが一本建った感じ!
ってな訳で、最近観た映画の感想のお時間。

~ザ・スクエア 思いやりの聖域~
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有名美術館のキュレーターが主人公のお話。
キュレーターって何?って思った人は
仲間だけど(笑)、展覧会の企画をする人で
そんな彼に起こる悲劇喜劇を描いた作品。

ゆた。の乏しい感性だと北欧スウェーデンの
映画だからほのぼのとして観るとほっこり
できるような、思いやりで溢れた作品だと
思ってました。が、観てビックリ!

終始ゾワゾワして見終わった後は胃が重く
思いやりも聖域もなかったと感じるもので、
スウェーデンの映画ってこんなにも皮肉で
ブラックなんだと思い知らされましたよ。

ブラックな風刺を笑えるか否かで評価が変わると
思う。所々ニヤリとする場面もあったけれど、
150分は長く己の心を試されているかのようだった。

他人への無関心さや無意識の中での差別。

散々お金はないとあしらっていた物乞いにも
お金がある時は景気よくあげたり、悪いことも
誰かが一緒だと悪ノリしてやってしまう。

この映画を観てて気まずいのは、いつ自分にも
同じような事態がふりかかって来てもおかしく
ないってこと。現実離れしたエピソードなら
自分と違いすぎて笑ったりもできるけどねー。

見終わっての気分は最悪に近いものだったけど、
でも色々考えさせられる。陳腐だけど思いやりも
へったくれもない世界だからこそ、そういう
ものも大切にしなきゃならないなーと。

でも、劇中のゴリラーマンのシーンみたいな
事が起こったら自分も何もできないと思うわ…

助けを求めてる人がいるけど、周りに人が
いっぱい居たら自分じゃなく他の誰かが
助けるだろうって気持ち。これを周りの
皆も持ってたら誰も助けない事になるよね…

監督のこの作品の意図が現代社会の問題への
警鐘だとするなら見事に刺さってしまいました。

さて、胸に"重い槍"を受けてしまったので
気分を変えてもう一作観てきましたよ。

~レディ・プレイヤー1~
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スピルバーグ監督作品。2045年の世界のお話で
世界は荒廃してしまい、地球上の大半の人たちは
「オアシス」と呼ばれる仮想現実の世界に
入り浸っているっていうストーリー。

仮想現実。つまりゲームを通して恋や友達との
絆を感じさせてくれる作りでゲーム好きなら
必見の映画。ゲーマーなら熱くなるパロディや
小ネタがこれでもか!ってぐらい盛り沢山です。

ガ○ダムやスト2のリ○ウなどなど…

オタクだと言うことを周りに隠してるので
友達と行かなくてよかった。友達と言ってたら
「Wow!マスターチーフ!?」と鼻息荒く叫ぶ
自分の姿を見られる所だったわ。せふせふ。

一度見終わって隠れキャラクターを調べてみると
「え!こんなのもいたの!?」ってキャラも
多いので何度も観たくなる映画。悔しいのは
キ○ィちゃんを発見できなかったことか。

あれだけ目立つキャラを見逃すなんてなぁ…

こんなにワクワクした映画は初めてだった。
映像の迫力もスゴいし、自分は2Dで観たけど
3Dや4DXで観たら最高だと思う。まじで。

いい意味でも悪い意味でも自分の記憶に残るで
あろう映画2作品でした。レディ・プレイヤー1は
映画館で観るのをオススメしますよっ!

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