遥かなる塔ノ岳 ★スポーツ 登山 2018年03月03日 こんばんは、昨日の入山宣言のとおり秦野にある塔ノ岳目指して登ってきましたよ。(塔ノ岳は何個か行けるルートがあるけど、今回自分がチョイスしたのは大倉尾根コース)前に同じ丹沢の一つ大山に登ったときに「駅から山は離れてる」と勉強したので、最寄り駅の渋沢駅からバスで向かいました。バスは渋沢駅の北口の2番のりばから出てます。まずは渋沢駅北口から大倉まで乗るんだけど、のりばは登山客が多いのですぐ分かるし、目指すべき大倉も終点なので楽でした。(ちなみに運賃は210円。PASMOなども使える)バスで15分ほどで大倉に到着!ここ大倉、目の前が県立の公園なんだけどすごい綺麗!そして、とっても広い!帰りのバスの待ち時間とかあっても時間は楽に潰せそうでした。河津桜風の吊り橋神奈川にこんな大きな吊り橋があったなんて!レストハウス(休憩所)やトイレもあるので、登山前に準備万端で塔ノ岳を目指せるわ。ただ、ここから少し歩かないと塔ノ岳の登山口までたどり着けません。5分ほどか。この辺は自販機もあるので飲み物に不安のある場合は買って待ってった方が吉です。自分は家から500mlのペットボトル2本持ってったけど、下山の途中で尽きました…さて、大倉のバス停から道なりに真っ直ぐ進むと登山口に着きます。ぶっちゃけ、周りの登山客に着いて行けば大丈夫(笑)▲いざ大倉尾根▲はじめての大倉尾根。登山は今まで高尾山→大観山(自転車)→大山→富士山5合目(自転車)と、登ってきたし体力には自信がある!なので正直舐めてたが!登りはじめて傾斜の厳しさに驚いた。それと、とにかく登りが続く。この登り永遠に続くんじゃ…と錯覚するレベルで!階段地獄ずーっと登りだし、大山のように男坂、女坂と特徴の違う分岐がある訳でもなく、途中に神社がある訳でもないので見所は少なかった。しいて言えば、下山時に足が痙攣して膝が痛そうなおばちゃんと話し、別れ際に爽やかに「お気をつけて」と歩き出すもずっこけて尻モチを打ち、どっちがお気をつけて?状態になった人がいたぐらいか。ああ俺のダサさよ…って終わる訳にもいかんので個人的だけど見所をピックアップ。多分登り始めて一番最初の山小屋「見晴茶屋」さん。山小屋ってお世辞にも綺麗なイメージがなかったので、ここは新しく綺麗で驚いたよ。見晴茶屋の名前どおり、目の前の見晴らしがすごくいい。山小屋って人数多いと一枚の布団に3人で寝るイメージだけど、こんな山小屋なら泊まっても良いかなと思った。塔ノ岳を目指す正規ルートではないと思うけど、「大観望」にある杉の木「丹沢一太郎」50年後、高さが70mにもなるようで丹沢で一番の大杉になる予定の杉。ロマンあるよね。見所がない筈がない場所だけど頂上は最高でした!天気にも恵まれて尾根の眺望は絶景かな絶景かな。頂上の景色は大山よりずっと良かったなー。▲スノボージャケットの罠▲今日は気温も暖かくて事前に頂上は寒く雪も残る山と聞いてたので、よっしゃーと先日買ったスノボージャケットを着てったけど、これが大失敗でした。電車で渋沢の駅が近づくにつれて登山客も増えたけれど、自分より遥かに薄着!そして軽そうだ!もうね、登りはじめて10分で暑くて脱いだし。荷物にはなるわ、使えないわで何のために買ったのか分からなかった。バカなの自分!?長袖2枚で十分でした。とほほ…▲初心者が大倉尾根を登ってみて▲舐めたらあかん!?気楽な気持ちで行ったら痛いしっぺ返しを受けましたよ。まず靴は登山靴を持ってないので厚みのあり保護性の高いランニングシューズで行ったけれど、下りで足が痛くなりました。登山靴の必要性を感じたけど、これはストックorトレッキングポールがあれば下山の足への衝撃も軽減できるかも?かなりキツかったけど、登山客が多いし道の案内もちゃんとしてて迷わなかったし、合間合間に山小屋もあるので、遭難しそうになっても助かる確率はかなり高いと思う。休憩所やトイレも所々にあるので体力的な厳しさはあるけど登りやすく登頂の達成感もあるいいコースでした。今回は普通に来た道を戻ったけど、縦走(頂上から下山せずに他の山を目指すこと)もしてみたいところ。時間があれば鍋割山に向かって名物らしい鍋焼きうどんを食べてみたかったなー。14時までらしくて下山して鍋割山に向かう分岐に着いたのが14時だったので断念。▲登りきった記念▲山バッジ 500円塔ノ岳頂上にある尊仏山荘で購入。こういうのがあると知らずに登山してたけどすげー好みなやつ。行った証、登った証が形になるこの手のに弱い。ただネットで見てたデザインのやつの方が良かったんだけど、これしかなかった。もしかして、毎年デザイン変わるのかな?何はともあれ次はどんな山バッジが手に入るのか楽しみです。ああ、細々とだけど登山グッズも本格的に揃えないとな~。結論:空気は美味しくて最近は欝々とした気分だったけど、よい気分転換になった。「やっぱり山はいいね!」(山派は語る) PR